放射線事故医療研究会
Japanese Association for Medical Management of Radiation Accident
平成20年7月31日
各  位
第12回放射線事故医療研究会
会 長  神 谷  研 二

第12回放射線事故医療研究会開催のご案内


拝啓 時下ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 平成19年7月に起こった新潟県中越沖地震では、原子力発電所が立地している地域で、自然災害による患者(傷病者)が多数発生しました。被災地域の医療機関等から、自然災害による被害が、初期、二次被ばく医療機関を含む地域の医療機関の災害対応能力を凌駕した状況下で、原子力発電所等で汚染患者(傷病者)が発生した場合、医療・搬送機関の対応等はどうなるのかの懸念が表明されました。今回の研究会では、こうした場合に、緊急被ばく医療を展開する際の問題点や課題について、皆様と議論したいと存じます。
 今年度は、放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE:会長 土肥博雄)との共催で、9月6日(土)広島国際会議場において、「第12回放射線事故医療研究会」を開催致します。また、当日午後には「平成20年度緊急被ばく医療全国拡大フォーラム(第12回緊急被ばく医療フォーラム)」が同会場で催されます(詳しくはこちらをご参照下さい)。
 緊急被ばく医療に係わる症例検討、パネルディスカッション等を通じ、緊急被ばく医療の実効性向上を目指して共通認識を深めて頂く機会となることを期待しております。
 各位におかれましては、関係者の方々にご周知頂くとともに、奮ってご参加賜りますようご案内申し上げます。
敬具

1.日 時 : 平成20年9月6日(土) 9:30〜12:20(懇親会 17:30〜19:30)
2.場 所 : 広島国際会議場 地下2階 国際会議ホール「ヒマワリ」
         (地図はこちら(PDFファイル75KB))
         (広島市中区中島町1−5(平和記念公園内) TEL:082-242-7777)
3.内 容 :
  • 症例検討「最近の国内外の被ばく事故から−事故概要及び症例検討−」
  • 活動報告「放射線被ばく事故とHICAREの医療支援について」
  • パネルディスカッション「緊急被ばく医療を展開する際の問題点−放射線事故と自然災害が併発したときの課題−」
4.参会費等(当日受付): ≪参会費≫2,000円、≪懇親会費≫3,000円
5.参会登録申込書(PDFファイル75KB)に必要事項をご記入の上、8月22日(金)迄にご返信下さいますようお願い致します。
6.その他 : 年会費5,000円の受付も当日行います。

◆プログラム:
(敬称略)
9:30〜 9:35  開会挨拶  会 長:神谷 研二(広島大学)
9:35〜10:15  症例検討  「最近の国内外の被ばく事故から−事故概要及び症例検討−」
 座 長:鈴木  元(国立保健医療科学院)
 講 師:明石 真言(放射線医学総合研究所)
10:15〜10:25  活動報告  「放射線被ばく事故とHICAREの医療支援について」
 講 師:土肥 博雄(放射線被曝者医療国際協力推進協議会)
10:25〜10:35  休 憩
10:35〜12:10  パネルディス
 カッション
  「緊急被ばく医療を展開する際の問題点
−放射線事故と自然災害が同時発生したときの課題−」

 座 長:谷川 攻一(広島大学)
 座 長:山本 尚幸(市立八幡浜総合病院)
 1.「問題提起」谷川 攻一(広島大学)
 2.「中越沖地震時の患者対応の経験から」小林 勲(刈羽郡総合病院)
 3.「原子力事業者の対応」福原 政明(中国電力株式会社(電気事業連合会))
 4.「地域救急医の対応」山森 祐治(島根県立中央病院)
 5.「地域行政の対応」(未定)
12:10〜12:15  総 会
12:15〜12:20  閉会挨拶  会 長:神谷 研二(広島大学)
懇親会(17:30-19:30 於:広島国際会議場 地下2階 会議室「ラン」)

本件お問い合わせ先:  放射線事故医療研究会事務局(担当:谷、谷田部)
(財)原子力安全研究協会 放射線災害医療研究所 内
〒105-0004 東京都港区新橋5丁目18番7号
TEL:03-5470-1982 FAX:03-5470-1990
MAIL:
(恐れ入ります。ウィルス、迷惑メール対策のためメールへのリンクは設定しておりません。メールをお送りいただく時はお手数ですが、上記アドレスを手入力ください。どうそよろしくお願いします。)

 

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